2007年10月10日水曜日

ドニゴール・フィドル・ウィークエンド

Donegal Fiddle Weekend in Glenties

10月7~9日の週末、ドニゴールのグレンティーズであったフィドル・ウィークエンドに行ってきました。

夕方6時にダブリンを出発、バスで揺られること4時間半。
約2年ぶりのドニゴール。グレンティーズのこのフィドル・ウィークエンドへは3年ぶり。
少しドキドキしながらメイン会場のHighland Hotel に入っていくと相変わらずの顔ぶれが並び楽しそうに飲んでいて、もちろん音楽はすでに始まってました。

Donegal Fiddle と言えば、有名なのはJohn と Mickey Doherty 兄弟ですが、彼らが亡くなった後はこのDoherty達と直接深い関わりのあった Jimmy と Vincent Campbell 兄弟がこのフィドル・ウィークエンドの大御所です。
ドニゴールの山男らしい大きな身体に優しい笑顔。私が初めて訪れた時には日本人の女の子を見てびっくりしてた様子だったけど、今では「おおぉ、またきてくれたかぁ!」って暖かく迎えてくれます。

今回はスコットランドやシェットランドからもフィドラーがやってきて、セッションやコンサートで素晴らし演奏を披露してくれました。
(いやぁ~、みんなデッカイ人達で、フィドルがちっちゃくて余裕&自由自在にフィドルを操ってる!って、もちろん普通サイズのフィドルやけど、彼らには小さいぞっ!)

2日目の午後はバスを1台借りて、John Doherty のお墓とMickey Doherty のモニュメント巡り。
目的地に着くまでの間、もちろんバスの中でもフィドルを弾いたり歌ったり。♪
お墓とモニュメントの前でもそれぞれ彼らにゆかりのある曲を演奏して、毎年こうして皆でDoherty達のことを語りあってるのです。

夜はコンサート。
演奏者はCampbell達 やスコティッシュ・フィドラー達以外に Dermot McLaughlin や アルタンの Mairead Ni Mhaonaigh と Dermot Byrne.
その他に、将来楽しみなドニゴール・ジュニア達!
この3少年、初めて会った4年ほど前はほんとに小さくて、私の方がフィドル上手く弾けたのに、今では舞台の上で堂々と人前で演奏できるようになってました!
まだ13歳だそうで・・・。すごい、恐るべし少年達・・・。

コンサートでの演奏はなかったけど、Martin McGinley と Ciaran O Maonaigh 達がセッションで
炸裂してました(苦笑)
ワフルすぎて、見てて弓が折れるんじゃないかって思うくらい!

アイルランドの他の地域のフェスティバルに行くと、大抵大きなセッションになって、時にはまとまりつかなくなる時もあるけど、ドニゴールでは一本のフィドルを交代でまわし弾きする、っていうのもけっこう見られます。
前出の10代前半の少年から80近いおじいちゃんまで分け隔てなく楽しんでいる姿は、
見ていて本当にほほ笑ましいし、こうして何年も何年も伝統が受け継がれてきているんだなぁ、って改めて思いました。

ここ2年ほど、ほとんど練習をしていなかったので人前でフィドルを弾く勇気がなくって、この週末も少しだけしか弾かなかったけど、やっぱり音楽は楽しいし、自分で弾けるともっと楽しい!
もうこれいじょう上手くはならいかもしれないけど、練習しなきゃ今より下手になるのは当然なわで・・・。
頑張りま~す ♪♪♪











































2007年8月18日土曜日

キャッスルタウン ハウス

キャッスルタウン ハウスに行ってきました。

1720年代に建てられた、アイルランド最大で、最も重要なカントリーハウスだそうです。

家から車で5分程度の所にこんな場所があったなんて、びっくりです!

つい最近までしばらくの間、一般公開されていなかったのですが、ビジターセンターやカフェが新しくなり、また公開が始まりました。

アイルランド最大、と言うだけでなく、館内には1700年代当時の家具や絵画が多く残っていて、一部は当時の壁紙もそのままあったりして、とても興味深いです。















もちろん、お庭も広いです!
林の中には小川が流れてたり。
Celbridge(セルブリッジ)の町に向かう、この並木道をお散歩するのは、とても気持ち良いです!
(もちろん、お天気次第ですが・・・)











館内にある新しくオープンしたカフェ・レストランもお勧めです!
この日はちょっとだけの間、晴れ間が出たのでラッキーでした。
ガイドツアーなので、時間まで取り合えずお茶でも、と思ったのですが、メニューを見ると何やら美味しそうなものが!
私の大好きなモッツァレラ・チーズ&トマトにアスパラガス、ロケットのサラダ。ドレッシングはシンプルにオリーブオイルとバジル。
美味しかった~♪♪♪
入場料を払わなくても、このカフェだけへ行くこともできるので、また、週末にランチしに行こうっと!

このキャッスルタウン・ハウスへはダブリンからセルブリッジ行きの67番のダブリン・バスに乗れば行けるので、車がない人でも問題なく大丈夫ですよ。

マラハイド城も当時の物が残ってたりして興味深かかったけど、このカントリー・ハウスも素晴らしいです。
ガイドツアーでこのハウスの中を見ながら、当時ここに暮らした人達の生活を想像したり・・・。
楽しかったです!。お勧めですよ♪

2007年8月4日土曜日

Eri Griffin さん

今日はダブリン在住の日本人アーティスト、Eri Griffin さんの紹介。
http://www.theimageglimpse.com/eri/

たまたまインターネット上で見つけたEri さん。
彼女のウェブサイトのギャラリーでバイオリンの絵を見て、一目で気に入ったんですねぇ。
ちょうどその時、相方の誕生日プレゼンとを何にするか考えていたころで、「Eri さんの描いた絵をプレゼントしたい!」ってひらめいたのです♪

実は去年の誕生日やクリスマスにも「何か音楽に関する絵がないかなぁ」なんて探してはいたものの、
なかなかプレゼントしたいな、って思えるものがなかったのです。

でもEri さんの絵のスタイルは私の感性に「ぴーん!」ときた感じ。
やっぱり西洋のアーティストには出せない、Eri さん独自のものがあるんじゃないかなぁ、なんて。
(私はアートに関しては、全くと言っていいほどのど素人ですが・・・)

誕生日の期限も近かったけど、ダメもとでメールをしてみたらすぐにお返事があり、「取り合えず会ってお話ししましょう」ということになりました。
初対面はとても緊張するものだけど、Eri さんの楽しい人柄のお陰で話も弾んで、私の依頼を快く受けて頂いて、ほっとしました。

そして、出来上がったのがこちらの絵!

スキャンがなくてデジカメで撮ったので、照明のせいで青っぽくなってますが、実物は白地に黒のインクです。

相方がこの絵を見た瞬間、すごく嬉しそうな笑顔をしてくれて、何度も「Lovely」って言ってました♪
私ももちろんすごく気に入ってます!


Eri さん、どうもありがとう ♪♪♪♪♪

2007年7月25日水曜日

Traditional Irish Music,Song & Dance Summer School in The Glen of Aherlow

720日から22日、Co.Tipperary にあるThe Glen of Aherlow という所で行われたサマースクールに行ってきました。

このサマースクールは去年から始まってまだ2回目。
ということでこの存在を知っている人はまだ少ないと思うのですが、ワークショップの先生達やコンサートの出演ミュージシャン達がなかなか豪華でした。

ワークショップの先生達
Fiddle Máire Breatnach (link)
Flute Desi Wilkinson (link)
Harp Laoise Kelly (link)
Bodhrán Colm Murphy (link)
などなど、で、私の相方、Button Accordion Adrian Scahill (link)



その他コンサート出演者
Uilleann Pipes
Gay McKeon
Button Accordion:Tony Mac Mahon

などなど、と地元の人達。
規模は小さくて、フェスティバルっていうよりは「集い」っていう感じがして、それが良かったです。

メインの会場は「Tig Roy」(Royの家)っていう主催者のロイさんが山の中に建てたカルチャー・センターです。

http://www.tigroy.com/roy2_new.html

ティペラリーの緑が豊かな山々と峡谷の中にひっそりと、地図にも載ってないくらいの小さな集落にあります。

空気が美味しくて、特に「これ」という観光地ではないけれど、ハイキングやヒル・ウォーキングには素晴らしい地域ですよ。




コンサートで一番良かったのはハープのリーシャ・ケリー
リーシャのCDは私のお気に入りの一つで、ダブリンでのリサイタルも
見に行ったことがあります。
彼女のハープ・チューンの演奏を聴いてると、すーっと心が清らかになっていくような感
じがするし、ダンス・チューンはHappyな気持ちになるんですよ。
まだ聴いたことのない人にはかなりのお勧めです


そして、この週末の一番の主役は地元のモーラおばあちゃん!

90才のこのおばあちゃん、今でも毎週水曜日のハウスセッションでは現役でフィドルを弾いているそうで、この週末でも披露してくれました。

「もうそうろそろ帰らなきゃ」って何度も言いながらフィドルを引き続けていたのが、とても印象に残ってます

私もあんなおばあちゃんになりたいっ!


今回はたまたま相方がワークショップでの講師とコンサートへの出演を依頼されたのでついて行ったけど、Sean-nós DancingSean-nós Singingもあって盛りだくさん。

期待してた以上に楽しかったです。

また来年も行けたらいいなぁ、って思います

2007年7月8日日曜日

久し振りのコナー・バーン

Dublin出身のフルート・プレーヤー、コナー・バーン。
有名なシンガー・ソングライター、クリスティー・ムーアの甥っ子さんです。

ここ5年間ほどは北アイルランドのベルファスト拠点にしていたのですが、昨年ダブリンに戻ってきました。

コナーの演奏けっこう好きだったのでベルファストに引越してしまった頃は「セッションで聞けるチャンスがなくなって残念・・・」って思ってたけど、ダブリンに戻ってきた話を聞いて、またセッションを一緒に楽しめるようになるのを楽しみにしていたのです。

彼の演奏は表現が豊か。単純なダンス・チューンでもメロディーラインがきれいに浮き上がってくる感じがします。それにダンス・チューンでの指使いなど技術的なことが素晴らしいのはもちろん、特に私が好きなのは彼の演奏するスロー・エアー。リサイタルで何度か彼の演奏を間近で見たけど、息の使い方がとても丁寧で曲の流れをいい感じにコントロールできるんですよねぇ♪
(以前はYoutubeで見れたけど、消されちゃったみたい・・・)

ダブリンに戻ってきてまた本格的に演奏活動を再開したようなので、また楽しみになってきました!

タイトルの「久し振りのコナー・バーン」をクリックするとJunさんのブログにジャンプして、さらにコナーの詳しい情報がわかります。
Junさん、ありがとう♪

2007年7月6日金曜日

The Journal of Music in Ireland

今日はアイルランドで出版されている「The Journal of Music in Ireland」っていう音楽雑誌の紹介。
クラシックやジャズ、ワールド・ミュージックの記事もありますが、やはりトラディショナル音楽関係のものが多いです。
2ヶ月程前からはサイト上で記事の一部を読むことができるようになりました。
もしそれで気に入ればオンラインで実際の購読を申し込むことができますよ。

今月号は夏のフェスティバル情報などもあるし、Seamus Ennisに関する記事やMartin Hayesのライブレポートなどもあって、トラディショナル音楽ファンには興味深い内容です。
(ちなみに、相方が書いたCDレヴューなんかもあったりして・・・)

2007年6月25日月曜日

ダブリン語講座

http://www.icomment.org/index.php/main/video/show?id=4956236

ダブリン語講座です。

標準語の英語の後にダブリン下町訛りの英語が流れます。
みなさん、挑戦してみましょう!
かなり上級ですので、頑張って下さいね。


私も挑戦したけど、挨拶とか難しすぎる!
でも、ファーストフードの注文とタクシーを呼び止めるのはわかりましたよ~。
(F.Wordが入ってピーピー鳴ってましたが・・・苦笑)

あ~、しかしお腹かかえて笑ってしまいました。

2007年6月8日金曜日

Session with the Pipers

6月5日(火)、「The Cobblestone」であったライブを見てきました。


ここはダブリンにあるアイリッシュ・トラディショナル音楽が楽しめるパブの中では有名ですhttp://www.dublinks.com/index.cfm/loc/11/pt/0/spid/08F0D17F-528A-4BD9-948C91B5CB782769.htm



今回のライブはイーリアンパイプ協会「Na Píobairí Uillean」(いわゆるPipers Club)が企画しているライブコンサート・シリーズの一つ。http://www.pipers.ie/index.asp

月に一度の「Session with the Pipers」ということで、パイパーとその他の楽器を演奏するミュージシャン達をよんでの小さなコンサートです。

今回のパイパーはCormac Cannon。
若手ながら、安定して落ち着いた演奏を聴かせてくれました。
バリエーションもなかなか気が利いてて良い味を出してるし、レギュレーターの使い方とかセンスあって上手いなぁ、って思いました。
若手でこれだけ落ち着いた渋い演奏ができるなんて、これからますます注目の存在です。
あ、それと、彼は何度か日本に行って演奏もしているみたいですね。


後半はJohnBlake:フルートとLamond Gillespie:フィドル。
実は今回このライブに行ったのはこの二人が目当てでした。
この二人「TRADITIONAL IRISH MUSIC FROM LONDON」っていうCDを一緒に作って出してるのですが、それが結構良くて、お気に入りだったのです。http://celticgrooves.homestead.com/CG_Blake_Gillespie.html



私の相方から聞いたところによるとこのLamond、すごい「あがり性」なんだそうです。
ステージに出る前にある程度ほろ酔いでないとダメなんだそうで・・・。
確かに今回もそんな感じでした。
同じミュージシャンとして、相方は「見てるの辛かった。あいつ自分のフィドルとケンカしてるみたいだった」って言ってました。
素人の私から見ても「緊張と戦いながらなんとかやってる」って感じが伝わってきて・・・。
でも、それでも彼の演奏は素晴らしい、って思ったし、CDを聴くだけではわからないミュージシャン本人達のことが彼らの演奏を通して感じられて、ちょっと感動しました。

Johnは「やっぱり良い人だな~」と再認識。

何回か彼のフルート教室に通ったことがあったのですが、とても優しく丁寧な教え方で、セッションで会ってもいつも「優しい笑顔」の印象の人です。
普段はお喋り好きな感じではないのですが、今回のライブではこの「緊張してる相棒」のために、ステージの上で一言も喋らない相棒のかわりに一人でず~と曲紹介やら曲にまつわる面白い話などをしてました。それに、途中どうしてもトイレに行くのを我慢できなくなったLamond(苦笑)の穴を埋めるために、準備してなかソロ演奏をしないといけなくなったり!

そんな大緊張な二人だったのですが、後半では調子が出てきて良い感じで盛り上がり、久し振りに「行って良かった!」って思えたライブでした。

2007年6月6日水曜日

ギネス発祥の地











引越しが一段落し、今日はお天気も良かったので地元の町を散策してきました。

町というか村というか・・・、中心地はほんの数百メートルのメイン通りが一本とそれに繋がる丘に向かう道に数件のお店が並ぶだけ。一言で言うと「こじんまり」。

で、実はかなり気に入りました、この町!
メインの通りの裏に入ると運河が流れてて、ちょうどリフィー川とライ川の合流点の所でピクニックができるスペースになってます。
それに運河沿いはなかなか良いお散歩コース。
普段はダブリンの街中で忙しい毎日を送っても、休日には地元でのんびりと豊かな緑とゆったりとした水の流れを眺めたりして、自然を楽しむことができそう!

それに、単なる田舎町かと思ったら、何やら豪華ホテルが2軒ほど・・・。

一つは「Leixlip House Hotel」
もともとは1772年に建てられた豪邸だったそうで, 歴史ある建物です。

もう一つは「Courtyard Hotel」
ここは、「アイルランド」と言えば「ギネス・ビール」っていうぐらい有名なあの「Guinness」の創始者「Arthur Guinness 」さんが、ダブリンのギネス工場を始める前に、ここLeixlipで自分のビール工場を初めて持ったそうです。
で、このホテルはその工場を改装し建てられたそうで、「アイルランド&ギネス好き」の人達にはかなり興味深い場所なんじゃないでしょうか?!

近いうちにこのホテルのバーのギネスを飲んでみなければ!

2007年6月5日火曜日

お勧めリンク 2

お勧めリンクの追加です。

「アイルランド(愛蘭土)での駐妻日記」。
二度目のベテラン駐妻hamiさんが、アイルランドでの食生活を中心にレシピやスーパーで見つけた食材を紹介されてます。
なかなか日本の美味しいものが手に入りにくい海外生活ですが、お味噌やお豆腐を手作りされたりしてます!

私もhamiさんを見習って、健康な食生活を送れるようにお料理がんばろう、っと!

2007年5月20日日曜日

北アイルランド旅行

去年の8月のお話しですが、北アイルランド、Co.Antrim のに遊びに行きました。


滞在した町はPortrush(ポートラッシュ)。
http://www.portrush.org.uk/home.asp



訪れた場所は
Giant's Causeway
Bushmills Distillery
Dunluce Castle http://www.tourismireland.jp/sight_spots/northern_ireland.html#ni



98年に友人と行って、とっても良かったので、ずーっと「いつかまた行きたいな」って思っていたのです。 曇り空だったけど、雨に降られることはなかったのでラッキーでした。



ダンルース城行きのバスに乗り遅れ、
とりあえず何kmにも続くポートラッシュの砂浜を
ダンルース城方面に向かって歩きだしました。



















お城まで歩いて行くつもりはなかったけど、気付けば崖の上にそびえ立つお城が見えてきた!

「もうここまで来たら、引き返すよりお城まで行ってしまおう」という相方の言葉に従って、頑張って歩きました。



街の中をこれだけ歩き続けるのはムリだけど、こんな素晴らしい大自然の中で景色を楽しみながら歩くのはホントにいいぃっ!





ジャイアンツ・コーズウェイでもいっぱ歩き回って、

崖っぷちに立って「ぎゃぁ~っ!」なんて・・・。






風も波も凄かったです!














ブッシュミルズのウィスキーも美味しかった!
ここでしか買えない、というこの製造所限定のウィスキーを相方にうまく勧めて買わせちゃいました! 普通のオリジナル・ブッシュミルズ・ウィスキーの2倍くらいの値段してた(苦笑)
ねぇ・・・。


食事は最近できたらしい「Ramore」っていうレストランで。 すうぅっごい美味しかった!
一応「アジアン・ダイニング」ってことで天ぷらや照り焼きの日本ものからタイ・カレーなどなど、メニューは豊富。
私達は前菜に「クリスピー・ダッグ」を一つ注文して半分こ。
メインに相方は白身魚のタイ・グリーンカレー。
私はあんこうのレモン・ソースがけ、野菜と椎茸のソテー添え。
ダブリンのどのアジア系レストランよりも美味しい!って思いました。
量もボリューム満点で、しかも値段は高くない! お魚もしっかりと新鮮な味がしてました。
私達二人とも胃がはち切れそうになるまで食べました。 美味しくって残すのもったいなかったもん!

このレストラン、ダブリンにあればなぁ・・・。
やっぱり美味しいもの食べると満たされて、幸せ気分になる な~♪


観光地としては名前も広まっているこのジャイアンツ・コーズウェイ付近。
確かにシーズン中は観光客の数も多いけれど、まだまだ大自然そのまま残っていて、本当におすすめの場所です。

2007年5月17日木曜日

お勧めリンク

友達のウェブサイトやブログを「お勧めリンク」として付けました。




まずは「Yamaguchi Music」。
ハンマー・ダルシマーとアイリッシュ・フィドルを演奏される山口 智(とも)さんのサイトです。
関西を拠点に日本各地でのライブ演奏、アルバム製作、フィドルの教室などをされ活躍中です。
そして、私にティン・ホイッスルの手ほどきをして頂いた、師匠でもあります♪





「アイリッシュ・フルート」「愛蘭事始」こちらはJunさんのブログ。
アイリッシュ・フルートを中心としたアイリッシュ・トラディショナル音楽の
プレーヤーやCD・DVD情報がいっぱい!
その他にも関西を中心としたセッションやライブの様子も。
「愛蘭事始」ではアイルランドの言葉「ゲール語」について。
「難しそうだけど、ちょっと興味がある」っていう人にはお勧めです!





「Toffee's journal」ダブリン在住のtoffee-appleさんのブログ。
お菓子、パン作りを楽しんでる様子。
とにかくこちらのブログは一言で「美味しそぉ~!!!」。
不定期に教室もやっているそうで、近々私も参加するつもりです。
その他にもダブリンの美味しいレストランや海外旅行情報も満載!




2007年5月16日水曜日

Eurovision Song Contest 2007 結果・・・


あぁ、私が心配してた通りの結果(いや、それ以下)になってしまいました。

あれから4日経ちましたが、なかなか立ち直れません・・・。
本戦の翌日と翌々日は特にこっちのラジオでこの話題がもちきりでした。

意見は賛否両論。
結局、視聴者からの電話投票っていう方法だと、自分が住んでいる国の曲には投票できないし、移民としてヨーロッパ各国に散らばっている東欧の人達の数には勝てない。
「選ばれた歌自体が古臭い」だとか「Dervishのパフォーマンスはお粗末だった」とかも・・・。
でも反対に「あんなバカげたコンテストで全く票がえられなかったのは、Dervishは本当に素晴らしいミュージシャン達だからだ」って言う人達も。
私が見ててもまさに「Fish out of Water」って感じで場違いでした・・・。

実際、ここ数年のバカ騒ぎ加減にうんざりしてイタリアなど、このコンテストに参加してない国が幾つかあるそうです。でも、アイルランドの放送局RTEやスポンサーの電話会社にしてみたら、お金を稼ぐよいチャンスなので、辞めたくないみたい。
ま、過去に7回やったっけ?!優勝したことのあるアイルランドとしてはプライドもあるのかな?

でも、Dervishのウェブサイトのゲストブックを見ると、ヨーロッパ各国から励ましのメッセージや「ユーロビジョンで初めて見てファンになりました!」っていう嬉しいメッセージもあります。(アイルランド人で酷評してるヒドイのも数人いるけど・・・)
今回のことで落ち込まず、彼らのアルバムやライブを楽しみにしている人達が世界中にいることを思い出して、また頑張ってもらいたいです♪

2007年5月10日木曜日

Eurovision Song Contest 2007


Dervish が今年のEurovision Song Contest 2007のアイルランド代表に選ばれました。


日本ではご存知ない方も多いかと思いますが、毎年この時期になるとヨーロッパの各国代表による歌合戦が繰り広げられます!
今までにも何度か優勝経験のあるアイルランド。 でも、ここ数年は低迷していました。
そこで白羽の矢がDervishに!

肝心な歌ですが、Dervishの持ち歌ではなく全く新しいものになります。
一般公募で200近い歌が集まったそうですが、その中から4曲にしぼられ、2月16日のThe Late Late Showというテレビ番組の生放送でDervishがこの4曲を披露し、その後、電話や携帯電話のText
(メール)を通しての一般人気投票で本番で歌われる曲が決まりました。

3週間前の土曜日、ダブリンのパブでのセッションにDervishのFiddleのTom Morrowが久し振りにやってきました。 そして、地元ミュージシャン仲間達も気になっているのが、 このEurovision Song Contest。
「トラッド音楽をやってる君達にはわかるだろうけど、あれからいろいろアレンジを変えたりしてみたけど、ポップ・ミュージックをアイリッシュ・トラッド風にしても、他の国の一般の人達にどこまで通用するのかさっぱりわからない・・・」 「でも、本番の蓋を開けてみない限りわからないから、とりあえずお祭り騒ぎを楽しんでくるよ!」って言ってました。

本戦の優勝国を決めるのも携帯電話によるText Message(日本で言うインスタント・メッセージ?!)です。

私としては、テレビでDervishを見れるのは嬉しいのですが、 Irelandの代表として、どんな結果になるのかが心配・・・。
ここ2,3年の結果が悪くて、頑張ったにも関わらず、そのアーティスト達が酷評されてるので・・・。Dervishはすでにヨーロッパ中にファンがいるので、その点は他の国よりも有利だと思うんだけど。
どうなることやら。

そして、先週金曜日「Late Late Show」にDervishが出演し、 仕上がったエントリー曲“They Can’t Stop The Spring”を披露しました。
一曲3分と決まっているらしく、その中でどれだけこの曲を盛り上げられるか(もちろんDervishらしく)・・・。

RTEウェブサイトからこの曲をダウンロードできます! http://www.rte.ie/tv/eurovision/mp3podcast.html
Eurovision Song Contest 2007 のウェブサイトではビデオも見れます! http://www.eurovision.tv/addons/mediaplayer/
そして! 本戦の様子もネット放映されるようです! http://www.eurovision.tv/addons/mediaplayer/



日本時間、5月13日(日)午前4時から。 Dervishの出番は4番目です。
日本からだと、かなり早起きor夜更かししないといけないですね・・・

2007年5月8日火曜日

5月5日(土)











マラハイド城に行ってきました。http://www.malahidecastle.com/malahidecastle/default.asp

私は以前にも日本から遊びに来てた家族や友達と行ったことがあって今回で3度目だったけど、相方は初めて。
先月ベルベデア・ハウスに行った時に当時の家具などが殆ど残ってなく、家の中も改装され殺風景で「ちょっと残念だね」って話しをしてた時に、この「マラハイド城」を思い出したのです。
ここは1970年代まで800年間ものあいだTalbot家の人々が代々住んでいたお城。
中世の趣をそできるだけ残してあって、訪れる人達に公開しています。
広大なお庭には樹齢300年はある大きな杉の木や色々な綺麗な花が咲いている花壇があったり。
野生のリスやウサギも住んでますよ。リスは「あっ」と言う間に逃げてっちゃったけど、ウサギはむしゃむしゃ草を食べてたところを写真に撮りました。
ダブリンって狭い街の中に人があふれてて、その混み具合にうんざりすることもあるけど、ほんのちょっと足を伸ばすだけで、こんなに綺麗な自然に囲まれて、のんびりゆっくりできるのが良いな。

2007年5月4日金曜日

お知らせ


掲示板を設置しました。どうぞ遠慮なく、雑談でも質問でもなんでもOKです!

(今のところ使い方がイマイチわかってない管理人の私ですが・・・)

あと、YouTubeからのクリップも貼り付けました。画像をクリックするとページのトップにPlayerが現れます。とりあえず、Irish Traditional Musicものと私のお気に入りのテレビ番組、アイルランドのとある小島の神父さん達のコメディー「Father Ted」を載せてみました。また、その時の気分でスポーツものにしてみたり、他のタイプの音楽にしてみたり、いろいろ変えてくつもりです。

2007年5月2日水曜日

イースター・ウィークエンド 4月7日(土)~9日(月)


ロスコモンでフラー・キョールがある、っていうんで、ダブリンにいてもつまらないし、2泊3日で行ってきました。

ロスコモンに向かう途中、マリンガーにあるベルベデア・ハウスっていう、昔のお金持ちのお家に。 http://www.belvedere-house.ie/
残念ながら、以前の家主が破産したらしく、当時の家具なんかみぃ~んなオークションで売られたと・・・。 なので、公開されているお家の中はとっても殺風景でした。
でも、お庭はすごい! のんびりお散歩して廻って、1時間はかかりました。 湖には白鳥がいたりして。 桜の木があって綺麗に咲いてました。(ソメイヨシノではないけど)

「フラー・キョール」って言っても規模は小さかったです。
昼間はたいして良さそうなセッションもなかったから、またまたドライブ。 ストーン・ヘンジのような大昔の摩訶不思議地域が近くにある、って聞いたので行ってみました。
フツーの農場地帯に、よ~く見てみると丸くこんもりした山が数箇所に散らばってありました。 ビジターセンターがお休みだったので、詳しいことはわからないけど、今はまだこの遺跡、調査中なのでよくわかってないそうです。

夜はフルートでセッションに参加しました。
まぁまぁ楽しんでたところ、相方のベルファスト時代のセッション友達が偶然にやってきたのです。
ギター弾きで私は初対面だったけどニコニコ人良さそうな感じ。相方が「あいつのギターは静かであんまし聞こえないから」って何故かにやにや笑いながら私にこそっと言ってた。
が!が!が! 相方のウソつきぃっ~!
今まで出会ったギター弾きの中で1,2を争うくらい酷くセンスのない人でした!!!
音はスッゴク大きいし、コードもリズムのタイミングも完璧なくらいはずすしっ! 横で相方はわかってて面白がってへらへら笑ってるぅ~っ!
せっかくフェスティバルでのセッションを楽しんでたのに、このギターの兄さんのせいで台無し!
ホントに頭を何度「グー」で「がんっ」ってやりたくなったことか!
「もう酔うしかない!」って思って、そのあと相方に4,5杯ウィスキーを買わせたけど、あまりの怒りに全く酔えませんでした(苦笑)
そしてその後、他の楽器のミュージシャン達は、一人二人と去って行ってしまいました・・・。(涙)
みんなヤル気を削がれてしまったわけですね・・・。

次の日、ロスコモンからの帰りはゴールウェイにある相方の実家へちょっと寄りました。
お母さんと妹さんとランチ。 会うのは2回目でしかも1年4ヶ月前のクリスマス以来だったので、お家に着くまではちょっと緊張。 でも、会ってしまえばなんてことなく、美味しいランチをご馳走になって、のんびりと午後を過ごしました。

良い天気

こちらアイルランドでは良いお天気が続いています。
今日なんかは20℃を越えた地域もあったそうで、天気予報では今週土曜日くらいまで、このお天気が続くとか。
でも、ちょっと心配なのが、水不足にならないかな?3,4年くらい前の夏に水不足になって、断水まではいかなくても、水道の水圧が下がったことがありました。
当時フラットの3階に住んでた私。1,2階の人達は大丈夫だったけど、3階の私の部屋には水が出ない!って状況になってしまったんですよ。飲む水は買えても、シャワーやおトイレが困るぅ~。確かその時は知り合いのお家にお邪魔してシャワーを使わせてもらいました。
今日の夕方のテレビのニュースでは「皆さん水の無駄使いしないように!」って浄水場のオジサンが言ってました。(ちなみにこの浄水場、今度の引越し先Leixlipにあるんだそうです)

今日の写真は家の前の運河に住んでるカモの親子。いつも母カモ「ガーガー」子カモ達「ピーピー」って賑やかだけど、今日はこのぽかぽか陽気の中、お昼寝してました。

2007年5月1日火曜日

アイリッシュ・ブレックファースト

またこの週末も食べてしまいました♪。
こんな内容の朝ごはんを食べたら「身体に良くないかなぁ」と思いつつ、なぜか週末になると食べたくなります。
ラッシャー(ベーコン)、ソーセージ、プディング、目玉焼き(又はスクランブル)、それにトマトやマシュルームが冷蔵庫にあればそれも!オレンジ・ジュース、トースト、あとはお好みでコーヒーかミルクティー。これだけ揃えば立派なアイリッシュ・ブレックファーストの出来上がり♪。
最近、相方と私のお気に入りは「Clonakility」っていうブランドのソーセージとプディング。他によく出回ってるのよりも塩分控えめの味で、相方が言うには「このソーセージは子供の頃に食べた懐かしい味がする♪」っていうことだそうです。きっと機械を使って大量生産されてる他のメーカーとは違い、昔ながらの作り方を守っているんだと思う。
プディングは本当はブラック・プディングを食べるべきなんやろうけど、私はやっぱりどうもあの色の素でもある血の味がダメ・・・。でもホワイト・プディングは美味しいよぉっ♪。オートが他のに比べると多めに練り込まれてて、焼きあがると良い香りと歯ごたえがあるし、お肉だけでなくてオートの植物繊維も入ってるから、少しは身体に良い?!
ラッシャーとソーセージはグリルで焼くようにしています。フライパンで焼くより余計な脂を取り除くことができるので、少しはカロリー控えめになる?!。(気休めかもしれないけど・・・)。
いつも昼近い時間に食べるので、これだけのボリューム、その日はその後夕飯の時間までぜんぜんお腹すかないですよ!その夜はもちろん、あっさり控えめ野菜中心の晩御飯にするようにしていま~す。

2007年4月30日月曜日

ダブリンのとある占い師

友達におしえてもらった、占い師さん。 彼には見えるみたい。
何にも、私言ってへんのに。 何にも、私に質問してないのに。 いきなり言われた。
家族のこと、私の健康状態。 なんでそんなんわかるのぉ~?
相方のこと。 別に聞くつもりなかったのに、 この占い師さん、勝手にしゃべってる・・・。
私、何にも言ってへんのに。 でも、当たってる・・・。

なんで、わかるん?

過去に起こったこと、日付まで正確に。 これから起こること、日付まで、ズバリ!
で、ほんとにその通りに!

私が去年の春、仕事は決まったものの、労働許可証の取得で時間がかかっていた時に、ただ待っているのが不安でこの占い師さんの所に行きました。

○日前にやったことが、今良い方向に動き出してる。→ 労働許可証の再申請を提出した日。
○週間後の○曜日に、ずっと待ってた書類が良い知らせとして届く。→労働許可証がとれた、と会社から連絡があった日。

2,3日や1週間くらいずれて当たっても、それでもスゴイのに、なんで、そんなに正確に日付までわかるわけ?

ま、最近はそんなに悩み事も不安もなく「のほほん」とやってるので、私自身は今のところその占い師さんの所に行って、いろいろ言ってもらう必要はないけど、 最近行った友達の話を昨日聞かされ、その結果のズバリさに、 「恐るべし」と思った次第です。

なんでわかるの?

2007年4月27日金曜日

イースター・ウィークエンド(4月6日金曜)


イースター・ウィークエンドのあった先日、この連休の始まりでもある「グッド・フライデー」
天気が良かったからHowthまでドライブ。
いちおー「グッドフライデー」ってことでお肉ではなく、お魚を食べるべき?!
別にキリスト教徒でもないから、気にする必要もないけど、カソリックの人達が多いこの国に住んでるし、「伝統を重んじる」ってなことで・・・。
そういうわけで、新鮮なお魚を手に入れよぉ~!ってことになって、Howthまで出かけた次第です。

丘の上まで行ったらなかなか良い眺め。 灯台までお散歩したり。 で、な~んと「あざらし」達と遭遇。 野生のくせに、かなり人馴れしてて餌めあてに愛嬌を振りまいてた。
魚屋さんでは、新鮮で美味しそうなお魚やロブスター、数種類の貝とか。あとイカや蛸、カニもあったなぁ・・・。
とりあえず、いちばん料理しやすそうな、マッカルの切り身を買いました。 秋刀魚に似てるけど、味は秋刀魚よりちょっとうすめ。 でも、やっぱり新鮮だからか、グリルでそのまま焼いて、お醤油でだけでも十分美味しかった♪
鯛が美味しそうやったな~♪ そのまんま並べてあったからなぁ。 自分でうろこ取ったり、さばいたりするのって難しいんかな? 今度挑戦してみよっと!

2007年4月26日木曜日

引越し先が決まりました

先週、これから一緒に住むことになった相方とアパートの物件を見に行ってきました。

ダブリンの中心からは電車で40分弱、ということで距離はあるけど、最寄り駅のすぐそば!
メインの寝室の広さに私も相方も大喜び!
もう一つの部屋はシングルだけど仕事部屋として使うには十分で、もちろんベッドもあるから友達が遊びに来ても、泊めてあげられる! リビングも広いぞ!
家賃も予算以下の値段! っていうことでここに決めちゃいましたあぁぁっ!

実はね、Co.Dublinの一番端っこなんだと思ってたら、 この地域ってCo.Kildareやってぇ~っ!
予算以内でダブリンの街にできるだけ近い地域を狙ってたけど、物件があってもやっぱり狭い。
ちょっと範囲を広げただけでこんなに広い部屋を見つけられたのはかなり良い選択だったなと。
半年住んだこのアパートの家賃よりも安いし、(って二人で割った一人分の話)、相方と一緒に住むから、今までかかってた電話代もかなり減るはず。
通勤にかかる交通費は会社が出してくれるみたいやから、これも今までと違ってかなり得。

はぁ・・・、なんとかなりそう!。 とりあえず、「ほっ」